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Posted by ミリタリーブログ  at 

2007年09月06日

ブラッド・ダイヤモンド






人々を魅了し気品あふれる永遠の輝きを持つダイヤモンド。
しかし、その中に「紛争ダイヤモンド」と呼ばれる物がある・・・・・


紛争地域の武装勢力がその支配地から摂取した資源を市場に流し、武力紛争の資金調達とする。
特にアフリカ地域で重要な紛争資金となっているのがダイヤモンドである。
その紛争ダイヤモンドをテーマにして、「戦火の勇気」「グローリー」「ラスト サムライ」などの話題作を作ったエドワード・ズウィックが監督したのが「ブラッド・ダイヤモンド」だ。

1999年、内戦の続くアフリカのシエラレオネ共和国。
ひとりは元傭兵のダイヤ密売人。
もうひとりは、武装勢力により家族と引き離された漁師。
そして「ブラッド・ダイヤモンド」の真相を追う女性ジャーナリスト。
それぞれの思惑が、発見された大きなピンク・ダイヤモンドを巡り交差する。

映画の中で描かれる内戦の悲惨さや武装勢力による残虐さは目を覆いたくなるほどのリアリティがある。
特に数多く登場するAKは、使い込まれ薄汚れた冷たい「凶器」として映る。
また、少年兵問題もストーリーの重要な鍵として描かれている。
無理矢理、連行され強制的な軍事訓練を受けさせ、人を殺させて兵士にしたて上げる・・・・・
映画はフィクションだが、現実では映画以上に悲惨な事が行われているのだろう。

上映時間が2時間23分と少し長く、重いテーマの映画だが飽きさせずに一気に見せ切る上質のエンタテイメント作品として仕上がっている。





眉間にしわを寄せて最近渋みを増してきたディカプリオ。
ジェニファー・コネリーといったら、やはり「フェノミナ(1984年)」でしょう。
白いドレスが似合う可憐な虫少女が最高!・・・・と勝手に決めつけ。  


Posted by unicorn  at 01:10Comments(0)映画