2014年03月07日

蓑と笠と妊婦のお腹


2月に岡山県真庭地域で起こった「山中一揆」をモチーフとした時代劇の映画撮影がありました。

一揆の映画プロジェクト

私も撮影協力という事で1月より小道具の製作やら撮影サポートやらでてんやわんや・・・・・
通常業務が疎かになってしまい大変ご迷惑をお掛けいたしました。


群衆シーンの撮影で多数の蓑と笠が必要だったので急遽それらしい物を製作。
なにせ低予算、本物の蓑や笠を大量には用意出来ません。
まぁ、遠目や群衆シーンならそれらしい物で十分OKとの事で捏ち上げの蓑を製作です。


[群衆用蓑]


リーフバックを利用しベースとなる部分を製作。





それに藁を接着して行きます。
本物は藁ではありませんが、それっぽければという事で・・・・・・
製作期間と技術的に編み込みで製作など到底来ませんので接着剤で接着です。





完成した群衆用蓑。
まぁ、それっぽい雰囲気にはなっているかと・・・・・・
40着製作です。
撮影では、本物の蓑に混じって使用されました。


[群衆用笠]



こちらも同じく群衆用に製作した笠。
ダンボールでベースを作り、藁を貼付けてそれっぽく作っています。
藁を貼付けた物と竹の皮を貼付けた物の2種類を製作。



[妊婦のお腹]

ヒロインが妊娠していて温泉での入浴シーンがあるとの事で妊婦のお腹を製作。
本格的な特殊メイクだと対象人物のお腹を型取りして製作しますが、
そんな時間も予算もありません・・・・・・・(^▽^;)




っう事で女性型のハンガー マネキンを土台にして油粘土でお腹の原型を製作してシリコンと石膏で型取り。
取外した型に、特殊メイク用人肌シリコンを流し込んで外形を製作。
(30分ほどで固まって来る特殊シリコンなので型の内側にコートするように塗り固めます。)
内部は発砲ウレタンで空間埋めしています。
・・・・・・忙しくって製作工程の写真は撮り忘れていました。( ̄_ ̄|||)




ほぼ完成したお腹。
お湯に浸かっても使用出来るものとの事で人肌硬度のシリコンを使用しました。
何でもイギリス製の特殊メイク用シリコンで「ハリーポッター」などの特殊メイクでも使用されている物とか・・・・・・
材料だけは一流です。
人物に取付けた際のつなぎ目は、カメラアングルや手や手ぬぐいで隠すようにして撮影したようです。


なんやかんやあった撮影も2月末で完了。
さてさて、どんな映画が出来る事やら・・・・・・













  


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2011年10月19日

東京国際映画祭

10/22〜10/30日の期間、「第24回東京国際映画祭」が開催です。
遠方なので見に行く事は出来ませんが・・・・・・

その「第24回東京国際映画祭」の「日本映画・ある視点」部門で、知合いの映画監督が制作した映画「ひかりのおと」が上映されます。



公式サイト:「ひかりのおと」



一足先に試写会で見させて頂きましたがいい映画です。
10/29日〜2012年3/18日の岡山県内での巡回上映が本上映開始となり、
その後、全国上映を行っていくとの事です。
私も一応、上映サポーターとして登録していますので要請があればサポートする事になります。
酪農がテーマの映画なのでミリブロ的な分野ではありませんが・・・・・・・
まぁ、ブログネタとしてちょくちょく取り上げて行こうかな・・・・・・

















  


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2008年06月09日

攻殻機動隊2.0

8月5日から発売されるマルシンの「マテバM−M2007」に合わせてと言う訳では無いだろうが、
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊2.0」の公開が急遽決定!

で、2.0ってなに・・・・

ようは、1995年に公開された「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」を
最新3−DCGでリニューアルしたバージョンアップ版とのこと。
さらに、音楽や音響も大幅に手が加えられるらしい。
ただ、都市部のみの限定公開なのが残念。
まあ、どちらかと言うとコアなファン向けだから仕方ないか・・・・・
機会があれば是非、劇場で観たいものだが・・・・

1995年の初公開当時は、難解な内容と独特の押井演出で一般的とは言えない作品だった事もあり、
あまりヒットはしなかった。
(ちなみに、大阪の劇場[今は無き東映パレス2]で観てハマリましたが・・・・)
しかし、翌96年にアメリカの10館で公開され、さらにビデオ発売されたところ
日本の映像作品としては初めて米ビルボード誌のビデオセールス部門で1位を獲得!
「マトリックス」などのハリウッド映画にも多大な影響を与えた。
今や、「ブレードランナー」と並ぶカルト映画の一本と言っても良いかも・・・・。






1995年公開時のパンフレット。
素子が持っているのが「ツァスタバ CZ-M100」。
これもトイガンで出さないかな・・・・






また、8月2日には押井監督の新作「スカイ・クロラ THE SKY CRAWLERS」も公開されるし、
今年の夏は、久々に押井ワールドにハマってみるかな・・・・  


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2007年09月09日

マニアのサガ!?

ブレードランナー ファイナル・カットが完成。
そしてDVDが12/14日発売。
しかも、通常版と限定BOX版で発売されるとの事。



「ブレードランナー 製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション (5枚組)」

定価:14,799円(税込)
『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007)
『ブレードランナー』ワークプリント(1982)
『ブレードランナー』(1982)[US劇場公開版]
『ブレードランナー 完全版』(1982)[国際版]
『ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版』(1992)

映像特典☆長編ドキュメンタリーや豊富な映像特典が満載!
■英Channel4製作の長編ドキュメンタリー『On the Edge of Blade Runner』
■新作長編ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』
■初収録メイキング映像、フィリップ・K・ディックのインタビュー(音声)、ポストプロダクション映像 他
<封入特典>
ブックレット(20P)


ブレードランナー 製作25周年記念 アルティメット・コレクターズ・エディション・プレミアム (5枚組)
定価:24,799円(税込)
『ブレードランナー ファイナル・カット』(2007)
『ブレードランナー』ワークプリント(1982)
『ブレードランナー』(1982)[US劇場公開版]
『ブレードランナー 完全版』(1982)[国際版]
『ディレクターズカット/ブレードランナー 最終版』(1992)

映像特典☆長編ドキュメンタリーや豊富な映像特典が満載!
■英Channel4製作の長編ドキュメンタリー『On the Edge of Blade Runner』
■新作長編ドキュメンタリー『デンジャラス・デイズ:メイキング・オブ・ブレードランナー』
■初収録メイキング映像、フィリップ・K・ディックのインタビュー(音声)、ポストプロダクション映像 他
<封入特典>
●オリジナル「スピナー」フィギュア
●オリジナル「ユニコーン」フィギュア
●オリジナル・チェンジング・レンティキュラー
●リドリー・スコットからの手紙
●オリジナルフォルダー入りシド・ミード 画コンテ集(5-8枚)
●ブックレット(20P)



ファイナル・カットを含む本編5バージョン全てを収録した豪華仕様のBOXセットだ!
う〜ん欲しい・・・・


 



しかし、ここで冷静に考えてみよう。
本編5バージョンといってもストーリーなど基本は一緒。
追加映像、若干の編集など細かい部分が違うだけ・・・・・
さらに、DVDなんて四六時中見るわけでもないし、
まして5バージョンすべてを何回も見ることはそうないだろう。
とりあえず「ファイナル・カット」だけなら通常版を買うかレンタルでもいいだろう。
はたして、高いお金を払ってBOX版を買う必要があるのだろうか・・・・・?
封入特典も魅力的だが・・・・


そうだ、エアガンでも似たようなものか!?
ガバのバリエーションのように刻印、若干の外観の変更などで次々とバリエーションが現れる。
同じメーカーなら基本的にエンジン(中身)は一緒ではないか。
しかし、新製品としてバリエーションが出ると欲しい・・・・・

映画にしてもエアガンにしても、興味のない人にはバリエーションなんて関係なく全部同じだろう。
「この部分とこの部分が違うんだ」とか説明しても
「バッカじゃない!」と言われるのが落ちだし・・・・・

それでも、欲しいと思うのがマニアの悲しいサガか・・・・

まあ、まだ発売までしばらくあるので、それまで悩む事にしよう。






『ブレードランナー ファイナル・カット』
2007年9月2日にベネチア映画祭でワールドプレミアとして上映された最新バージョン。
公開25周年にあたる今年に照準を合わせて、リドリー・スコット監督が82年のオリジナル版フィルムにデジタル・リマスターや再編集を施したもので、部分的に追加撮影された箇所もある最新作。
アメリカでは、10月5日にニューヨーク、ロサンゼルスで限定劇場公開される予定。
日本では、劇場公開されないのか?
是非、日本でも劇場で公開してもらいたい。
(見れるかどうか分からないけど・・・・)  


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2007年09月06日

ブラッド・ダイヤモンド






人々を魅了し気品あふれる永遠の輝きを持つダイヤモンド。
しかし、その中に「紛争ダイヤモンド」と呼ばれる物がある・・・・・


紛争地域の武装勢力がその支配地から摂取した資源を市場に流し、武力紛争の資金調達とする。
特にアフリカ地域で重要な紛争資金となっているのがダイヤモンドである。
その紛争ダイヤモンドをテーマにして、「戦火の勇気」「グローリー」「ラスト サムライ」などの話題作を作ったエドワード・ズウィックが監督したのが「ブラッド・ダイヤモンド」だ。

1999年、内戦の続くアフリカのシエラレオネ共和国。
ひとりは元傭兵のダイヤ密売人。
もうひとりは、武装勢力により家族と引き離された漁師。
そして「ブラッド・ダイヤモンド」の真相を追う女性ジャーナリスト。
それぞれの思惑が、発見された大きなピンク・ダイヤモンドを巡り交差する。

映画の中で描かれる内戦の悲惨さや武装勢力による残虐さは目を覆いたくなるほどのリアリティがある。
特に数多く登場するAKは、使い込まれ薄汚れた冷たい「凶器」として映る。
また、少年兵問題もストーリーの重要な鍵として描かれている。
無理矢理、連行され強制的な軍事訓練を受けさせ、人を殺させて兵士にしたて上げる・・・・・
映画はフィクションだが、現実では映画以上に悲惨な事が行われているのだろう。

上映時間が2時間23分と少し長く、重いテーマの映画だが飽きさせずに一気に見せ切る上質のエンタテイメント作品として仕上がっている。





眉間にしわを寄せて最近渋みを増してきたディカプリオ。
ジェニファー・コネリーといったら、やはり「フェノミナ(1984年)」でしょう。
白いドレスが似合う可憐な虫少女が最高!・・・・と勝手に決めつけ。  


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2007年08月31日

期待?の新作映画

これから公開される映画で一番の注目作はこれでしょう。

「スキヤキウエスタン ジャンゴ」

まあ、個人的にですが・・・・・・・
とにかく設定が凄い!
日本人で西部劇をやっちゃおうと言うわけですから。
(まあ、過去にもそういう映画もありましたが・・・・(^_^; )
しかも、日本人+ウェスタン+時代劇+全編英語と、聞いただけでブッ飛んでます。
壇ノ浦の戦いから数百年後の源氏と平家の対立ですからねえ・・・
簡単なあらすじを見る限り黒澤明監督の「用心棒」がベースのようですが。
いや、ウエスタンだから「荒野の用心棒」か・・・・・まあ、どっちでも同じか。
監督は、マニアックな作品からヒット作まで幅広く活躍し日本一いそがしいと言われる三池崇史監督。
さらに、あのクエンティン・タランティーノが役者として参加!
三池崇史監督がタランティーノ製作の「ホステル」に役者として出演しているのでそのお返しですかね。
ちなみに、ハートフォードも撮影協力しています。
このキッチュな無国籍ウエスタン映画、伸るか反るか、お・た・の・し・み!










「ホステル」
2005年製作のアメリカ映画 [R-18指定]
イーライ・ロス監督
クエンティン・タランティーノ製作総指揮
スロバキアを旅行した無軌道な若者を襲う惨劇とは・・・・
上映ぎりぎり?超残酷描写満載のホラー映画。
三池崇史監督は殺し屋の一人として熱演しています。  


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2007年08月30日

SIN CITY

ロバート・ロドリゲス x フランク・ミラー x クエンティン・タランティーノ。
この3人が組んで、フツーの映画が出来る訳がない。


非常に遅ればせながら、先日やっと「SIN CITY」を観ました。
なにぶん田舎なもので近くの寂れた映画館(と言っても車で約1時間の距離)で上映されるのは「ハリー・ポッター」や「トランスフォーマー」のような大作ばかり。
(しかも、トランスフォーマーはまだ上映していない!ハリー・ポッターの次の上映待ち・・・・)
まあ、そんな訳で非常に観たかった「SIN CITY」もずるずると見逃していた。



ご存知の通りこの「SIN CITY」はアメリカのグラフィックノベル(大人向けの漫画)が原作。
それを作者であるフランク・ミラー本人が長編映画の初監督作として映画化。
ロバート・ロドリゲスも共同監督として製作に加わり、クエンティン・タランティーノが特別ゲスト監督として参加。
原作のグラフィックノベルも斬新な陰影画法で描かれ、中間色のない白と黒の版画のような独特の描き方になっている。
全7巻の「SIN CITY」シリーズの中から各エピソードを抜き出してオムニバス形式で映像化。
演出も実に斬新でベースは全編モノクロ、部分的にカラーを入れてあり場面、場面に強烈な印象を残す。
また、原作の雰囲気を出す為に背景などもほとんどCGで製作して役者と合成している。
(これまたフランク・ミラー原作の映画「300」でも同じようなCGの手法で撮影され、原作の雰囲気を見事に再現。)
カメラアングル、場面の演出なども原作とほとんど同じシーンもあり原作の雰囲気に近づけつつ独自の仕上りになっている。
しかし、内容はかなり過激。
とてもお子様に見せられる内容じゃありません。
モノクロと独自の演出でスタイリッシュに仕上られているが、もし普通のカラーでそのまま撮っていたら・・・・・
ホラー映画真っ青の血しぶき映画だな。
ガバメントのスライドが額に突き刺さる、車のトランクに入りきらない死体などブラックユーモア?あふれる演出もあり色々楽しめますが・・・・・・
主演俳優も大物ぞろい、ブルース・ウィリスにミッキー・ローク、ジェシカ・アルバにイライジャ・ウッドなどなど・・・・
ただ、ミッキー・ロークやイライジャ・ウッドなんて特殊メイクや演出で加工されていて名前が出ないと誰だか分からない。
現在、パート2も製作中・・・・・・・さらにパート3の企画もあるとのこと。
完成が楽しみです。
ただし、シリーズ物にしてコケなければね。











原作の「SIN CITY」邦訳版
映画のEP1「ハード グッバイ」の巻が収録。
実は10年程前に邦訳版が出たとき買って読んでいました。
「SIN CITY」は全7巻あるらしいのですが、邦訳版はこの1巻のみのようです。
日本の漫画と雰囲気が違うのでなれないと少し読みづらい・・・・
ストーリーは、若干省略されているがEP1「ハード グッバイ」とまったく同じ。
映画の中で「グラディス」という銃が出て来るが、これは銃の機種名ではありません。
映画では詳しい説明は省略されているが、原作によると主人公のマーヴ所有のガバメントの愛称。
昔、通っていた学校の悪ガキを殺して掠めとった物で、その頃いた女性のひとりの名前をとって「グラディス」と名付けたとのこと。



独特の陰影画法による斬新な原作漫画。  


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2007年08月17日

スタイリッシュな白黒映画

先日、東京出張の際に見た数本の映画の中に印象的な物が1本あった。
メジャー映画ではないので都市圏以外では上映されないと思われる。
私の近くの映画館ではまず上映される事は無いので上京前にチェックしていた映画だ。
その映画は・・・・
「PARIS 2054 RENAISSANCE」(ルネッサンス)


2054年パリ。
医療関連の大企業「アヴァロン」の研究者である一人の女性が誘拐され、誘拐事件の捜査にカラス警部を中心とした捜査班が編成され捜査を開始する。
カラス警部は、有能ではあったが上司の命令も無視する向こう見ずな性格だった。
カラス警部は捜査の段階で誘拐された女性の姉のビスレーンと出会い事件の糸口をつかんで行く・・・・



この映画はアニメである。
しかし、今はやりの萌え系美少女もメイドさんも、強い美少女ヒロインも出てきません。
それどころか、白と黒のモノクロ映画(数カットの一部のみカラー)。
モノクロ映画と言ってもグレーなどの中間色のない本当の白黒です。
キャラクターやストーリー展開は、まさにハードボイルドなノワール映画!
さらに、このアニメは手描きではなくCGを使用した3DCGアニメーション。
人が演じた動きをモーションキャプチャーでデーターとしてそれをCGのキャラクターの動きとしている為、実際の人物のような自然な動きになっている。
主人公のカラス警部の声は新ジェームス・ボンドで人気急上昇のダニエル・クレイグが担当。
もっとも007主演が決まる前に「ルネッサンス」と契約していたらしいが・・・・
2054年の未来都市のデザインも面白く、透明ガラスになっている歩道なども印象的だ。
(スカート姿では歩けませんね・・・・)
巨大看板に映し出される広告の女性の顔などブレードランナーを意識したと思われる部分や日本のアニメの影響も強く現れている。
「攻殻機動隊」の光学迷彩とほとんど同じ透明バトルスーツも登場するし、事件の鍵を握る科学者の一人は「ナカタ」と言う日本人。
カーチェイスや銃撃戦もあり、独特な画像ながら迫力のある仕上りになっている。
銃はオートの他にリボルバーがよく出て来るのが何となくヨーロッパ的だ。
白黒のアニメという独特なスタイルの為、公開はミニシアター系が中心の公開になっている。
各地方都市によって公開日が違うので、もし見る機会があれば映画好きにはオススメの1本です。
ただし本当の白・黒の為に見慣れるまでちょっと見にくい感じがします。

ちなみに、このアニメは(フランス・イギリス・ルクセンブルク合作)です。


「ルネッサンス」オフィシャルサイト
http://www.renaissance-movie.net/







「ルネッサンス」のパンフレット
こだわりの白と黒の表紙の2冊組。
ホログラムなPARIS 2054 RENAISSANCEの文字がカッコイイ。
価格はパンフレットとしては破格の1,500円・・・・
でも、内容はしっかりとしています。  


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2007年08月02日

ブレードランナー・ノスタルジー(4)

1992年、ブレードランナー誕生から10年目に「ディレクターズカット ブレードランナー 最終版」が公開された。
最初、ディレクターズカット版が公開されると聞いても余り期待はしていなかった。
その頃、ブレードランナー完全版のLD(レーザーディスク)も購入して何度か見ていた。
当時、ビデオなどの普及により劇場公開された映画に追加映像を加えた特別版などがポツポツと出て来ていた時代だったので、どうせその程度だろうと思っていた。
しかし、まず目を引いたのはポスターだった。
デッカードとレーチェル、そして上空から見た警察本部ビルとスピナーがイラストで描かれている。
非常にカッコ良かった。
(アルヴィンというアーティストが最初の公開時[1982年]にポスター用に書いたものらしい。)
雑誌などでハリソン・フォードのナレーションが無くなり、白昼夢のシーンが追加され、ラストの空撮シーンも無くなっているなどの変更点の情報は知っていた。
そして、映画館で「ディレクターズカット版」を見た・・・・・
見終わった後、単に好きな映画から特別な1本の映画に変わっていた。
ナレーションの無いスピナーの飛行シーンはまるで未来都市を実際に目にしているようだった。
そう、「2001年宇宙の旅」の宇宙船の飛行シーン・・・・・・それに近い感覚。
(あくまで個人的な感覚です。ナレーションがある方が良いと言う人もいます。)
そして、物議をかもし出す事になる白昼夢の一角獣。
霧にかすむ森の中から現れ、首を振って消えて行く・・・・・
そして、歯切れの良いラスト!
エレベーターのドアが閉まり、エンドタイトルの音楽が流れた瞬間・・・・
完全にノックアウト状態!
実際、好きな映画としてのベースは出来ていたがディレクターズカット版でこれほどハマるとは思っても見なかった。
「最終版」から今年で15年の歳月がたつがその時のインパクトは今でも忘れられない。
たぶんこの先ずっと・・・・・













「ディレクターズカット ブレードランナー 最終版」のパンフレットとDVD。
「最終版」以外のバージョン「オリジナル劇場版」「完全版」はDVDで出ていない。
(完全版:国際版とも呼ばれるヨーロッパやアジアなどで公開されたバージョン。残酷シーンの描写が長いなどの違いがある。)


ネットや雑誌で、「ディレクターズカット ブレードランナー」がビデオ発売時に「最終版」となったとの表記をたまに見るが、これは間違い。
映画公開時には「最終版」となっていた。
[写真は、パンフレットのタイトルで「最終版」となっている。当時のポスターにも「最終版」と表示されている。]



「メイキング・オブ・ブレードランナー」
「これ一冊で充分ですよ!」と言うくらい内容ぎっしりのメイキング本。
脚本段階では「デンジャラス・デイズ」というタイトルだったとか、さらに「ゴッサム・シティ」(それじゃバットマンだ!?)のタイトルにしようとしたとか・・・・裏話満載!
何が「ふたつで充分」だったのかもこれを読めば分かる。
500ページ近くもあり、読み応えも充分!  


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2007年07月30日

ブレードランナー・ノスタルジー(3)

「大毎地下劇場」・・・・かつて大阪西梅田の地下街にあった映画館。
大阪で30代後半より上の世代の映画ファンには色々と思い入れがあった映画館だと思う。
いわゆる名画座とよばれる部類の映画館で決して大きくはないが、公開されて半年ほどたった映画や、古い映画を2本立てで上映していた。
料金は800円ほどで会員割引もあった。
地下街のため、この手の映画館にしてはそこそこ綺麗で貧乏学生には非常にありがたい映画館だった。
ここで、今まで見ることの出来なかった数々の昔の名作を見させて頂いた。
その大毎地下劇場で「ブレードランナー」が上映された。
このときの同時上映は「遊星からの物体X」だったと思うが記憶がハッキリしない。
再度、映画館で見たブレードランナー・・・・・
前に見た時より面白く感じた・・・・・なぜ?
一度見てストーリーは知っているので逆に余裕が出来てきたのかも知れない。
創り込まれた未来都市やメカのディテール、キャラクターの心情など・・・・・
前回より、より深く考えて見る事が出来たのだろう。
特に未来都市のイメージは頭から放れなくなっていた。
また、この頃マツダ サバンナRX7のテレビCMにブレードランナーのエンドタイトル曲が採用され、非常にカッコよかった。


・・・・・パート4につづく










「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」

映画ブレードランナーの原作本。
映画はこの難解な原作のスピリットを残しつつ大幅にアレンジしている。
ちなみにブレードランナーというタイトルはウイリアム・バロウズの同名小説から取られている。
(その後、もう1冊アラン・E・ナースの同名小説がある事が分かり、急遽そちらの方もタイトルの使用許可を取ったとのこと。)






「Syd Mead KRONOLOG」
ブレードランナーのビジュアル フューチャリストとして参加したシド・ミードのLD付画集。
日本でも初代ガンダムのイメージイラストや∀ガンダムのデザイン等で有名です。
ブレードランナーでハマってしまい当時、清水の舞台から飛び降りる気分で手に入れた。
バンダイビジュアル(株)が販売したもので定価45,000円(税込46,350円)
あれ?・・・・・消費税3%だ!
(ほんとは中古で手に入れたので半額くらいでした・・・・それでも高価!)
シド・ミードの制作過程がLD(レーザーディスク)に収まられているが、現在はLDプレーヤーが壊れたので見る事が出来ない。  


Posted by unicorn  at 22:12Comments(0)映画

2007年07月28日

ブレードランナー・ノスタルジー(2)

始めて「ブレードランナー」を見たのは、今は無き大阪梅田の東映パラスだった。
その頃、高校を卒業して岡山県北のど田舎から大阪に出て来ていた。
SF映画2本立ての企画上映で同時上映はターミネーター!
ターミネーターはロードショー時にすでに見て結構ハマっていた。
(ターミネーターも今更説明する事も無いくらい有名になっているので、とりあえず置いといて・・・)
「ターミネーター」+「ブレードランナー」・・・・これは、ぞぇ〜ったい見に行くしかない!
この時点で、SF映画の本などでブレードランナーの大凡の事は知っていたが本編は見ていなかった。
当時、家庭用ビデオデッキやレンタルビデオ店なども徐々に普及していたが、まだ価格も高く、さすがに貧乏学生に手の届く代物では無かった。
そして、待望のSF映画2本立てを見た。

「ターミネーター」・・・・いやぁ、やっぱり面白い。低予算のちょっとB級ぽい所も逆にGood!
「ブレードランナー」・・・・・・・!?
面白いのは面白いのだけど、期待した程じゃなかったかな・・・・
スピナーとかのメカはカッコイイし、未来都市の描写も凄い!
しかし、全体的に暗い雰囲気で淡々としていてストーリーの盛り上がりがない・・・・・
ラストも無理矢理ハッピーエンド!? で「なんだかなぁ〜」て感じ・・・・
エンディングのステディカム・カメラ撮影の空撮はカッコ良かったけど。
(このエンディングの空撮が「シャイニング」の余ったフィルムだと言う事は後に知る。)

この時はターミネーターの方が面白かった。

だが、「ブレードランナー」との出会いはこれで終わりでは無かった。
「大毎地下劇場」・・・・今や、まぼろしとなったこの映画館で再会する事となる・・・・


・・・・・パート3につづく








公開当時(1983年)のパンフレット(表紙)
ブレードランナーの時代設定は2019年のはずだが当時のパンフレットには、なぜか2020年となっている。
ちなみに当時のチラシも2020年。
ブレードランナー制作の途中段階まで2020年の設定が途中で2019年に変更になっている。
たぶん、チラシ、パンフレットの制作中の資料が2020年のままになっていたのだと思われる。
パンフレットが完成した後に映画が2019年になっているのに気付いて、パンフレット制作者はたぶん焦ったでしょうね・・・・



パンフレットの裏にあるデッカードのシルエットイラスト。
近年どこかで見たような・・・・・


気のせいかな・・・・・
でも、本広克行監督の「UDON」にブレードランナーに良く似た未来都市と
あの有名な「ふたつで十分ですよ!」をパロった場面が出て来たし・・・・  


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2007年07月26日

ブレードランナー・ノスタルジー(1)

先日、M2019 C.S.ブラスター の塗装依頼を頂いたのが切っ掛けで久しぶりにブレードランナー熱が再燃。
今年でブレードランナーが制作されてちょうど25周年・・・・これも何かの縁かな。
と、言う訳でちょっとブレードランナーをテーマに語って見ます。
語ると言っても超コアなマニアが山ほどいる映画なので、いまさら誰もが知っているうんちくや本に書いてある事をもっともらしく言っても失笑されるのが落ちなのでごくプライベートな事です。
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ブレードランナーが制作されたのは1982年、日本公開は翌年1983年。
その年(1983年)のとある日曜日の午後、なにげなく見ていたテレビのバラエティ番組(スーパージョッキーだったと思う。)の映画紹介コーナーでとても変な映画が紹介されていた。
未来の香港だか日本だか分からない雨の降っている暗い変な都市のビルの間を車が空を飛んでいる。
しかも、ビルの壁面に写っているでっかい「強力わかもと」の異様な広告。
目の周りを黒くしたレオタード?姿のねーちゃんが新体操?(バク転)している。
・・・・なんだこの変な映画は!?
その時点ではタイトルすら覚えてなく、ただ単にとっても変なSF映画としか印象になかった。
しかし、インパクトは強かった!
特に「強力わかもと」の巨大広告は・・・・その為、今でもはっきりと覚えている。
その映画がいつ公開されたのか、タイトルもずっと知らない状態のままだった。
近くに映画館もなく、上映されたのかどうかも分からない。
(ちなみに、一番近くの映画館まで30キロ以上離れている・・・・・)
まあ、最初の公開時は不人気だったので田舎の映画館までこなかった可能性もある。
それからしばらくの間、記憶の外に忘れさられていた。

数年後、通信販売で弟や弟の友達と映画のチラシを買おうとした。
まとめて注文すれば送料が安くなるからだ。
その弟の友達が頼んだチラシの中に「ブレードランナー」と言う映画があった。
ブレードランナー? 知らない映画だな・・・・
そのチラシをよく見て考えてみる。
あれ、この映画って前にテレビの映画紹介でやってた「変な映画」じゃないのかな!?
この時、始めて「ブレードランナー」という映画のタイトルを知った。


・・・・・パート2につづく




真ん中に写っている銃はM2019 C.S.ブラスター(モデルガンバージョン)
バックは1983年日本公開時のパンフレットの中のページ。
デッカード(ハリソン・フォード)とレーチェル(ショーン・ヤング)が持っているのがブラスター。
M2019 C.S.ブラスターと言う名前はハートフォードの製品名。
「ブレードランナー」ブラスターの制式名称ではありません。  


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